製造業で複業スタイルをはじめてもうすぐ5年が経ちます。
その間、日系企業からEVバイクのベンチャー企業へ転職し、さらに外資系の製造業に転職するという落ち着きのない人生を歩んでいます。
こんな攻め攻めのサラリーマン人生を歩んでいるのも、副業で収入源を増やせたからだと思います。
2018年ごろから「副業解禁」なんて言葉が世間をにぎわせましたが、実際のところ製造業の副業事情はどうなのでしょうか?
日系→ベンチャー→外資系と製造業を中心に歩んできた筆者の経験談をもとに、現場レベルでの副業の実態を紹介します。
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製造業で副業は浸透していない?
大手を中心に副業が解禁になったものの、日系製造業を中心に副業はいまだに禁止(もしくはグレー)な企業が多いように感じます。
経営者の立場になって考えてみたとき、高卒の多い製造業で副業を推奨してしまうと、メリハリをつけられなくなる人が増えるのかなと察します。
事実、筆者が日系製造業に勤めていたときは、副業といえばコンビニで深夜のアルバイトや日雇いの仕事が主流でした。
このような身体を動かして時間で稼ぐスタイルですと、本業に差し支えるのは副業仲間の姿を見ていれば一目瞭然です。
また、世間話の中で副業に関しての質問をしたことがありますが、以下の理由でやらない人が大半です。
・会社で禁止されているから
・残業で稼げば手っ取り早いから
・面倒くさいから
感覚的に、会社が副業禁止されているからやらないという方は、副業が解禁になったところでやらなそうな感じがします。
おそらく、残業で稼げていることで副業までやる気がないのだと感じます。
それに加えて奥さんが共働きであれば、副業までやる必要ないといった考え方に至る訳です。
製造業で副業スタイルは流行るのか?
結論から申し上げると、製造業で副業を解禁しても流行らないでしょう。
ホワイトカラーの仕事であれば、スキルアップを目的に副業でビジネスする方は出てくるかと思いますが、それもあくまで少数派。
とにかく現場レベルでいうと、シンプルに「面倒くさい」という理由でやらない方が大多数で、三交替勤務や残業代で稼げるうちは手を出さないのが現実。
製造業は保守的な方が多く、文句を言う割にはフットワークが軽い人はいないため、副業をやっている従業員は異端児扱いなのが実情なのです。
生かさず殺さずなのが製造業のカルチャー
数千円の定期昇給であるものの、会社にしがみつく方が多い現状を見ていると、手厚い福利厚生やボーナスが心の支えになっていると感じます。
筆者が勤めていた一部上場企業も、
・大企業だから潰れない
・ボーナスがしっかりと貰える
・労働組合が守ってくれる
このような理由で、ベースアップがなくても定期昇給が少なくても我慢して過ごしている方がほとんどです。
インセンティブのない転勤や意味不明な部署異動でも、不満を言いつつも従う姿を見ると「ゾンビ」のように見えてしまいました。
もし、「給料が上がらないなら自分で稼ごう」「自分で稼ぐ力をつけたい」と考えている方は、頭一つ抜けていると思って差し支えないと思っています。
間違いなく、これからの時代は会社も労働組合もあなたの人生すべてを面倒見てくれません。
製造業に勤めている方は、いざというときのために、副業という選択肢を持っておいて損はないでしょう。
まとめ
まさにゆでガエルと言いますか、徐々に待遇が悪くなっているにも関わらず、文句を言いつつも残る人が多いのが製造業。
筆者は日系、ベンチャー、外資系の製造業を渡り歩いてきましたが、基本的には保守的な従業員が多い特徴があります。
増えない給料については、自分で稼いでしまおうというのが筆者が出した結論です。
本業と副業の相乗効果で、キャリアアップしつつ収入を増やしていきましょう!
筆者はランサーズで自分で稼ぐ力を身につけました。
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