!この記事にはプロモーションが含まれていることがあります

それでも残業で稼ぐ?工場勤務者は副業しないと給料を増やせない

スポンサーリンク
副業

筆者は10年以上日系大手の工場に勤めていましたが、毎年の定期昇給額は1,000円~3,000円程度でした。(組合平均)

大手ということもあり、夏冬のボーナスでトータル100万円(業績による)少々もらえていましたが、毎月の手取り額は雀の涙のような給料でした。

毎月のやり繰りは手当や残業代を当てにしないと生活できないレベルでしたので、残業がなかったり日勤の仕事に配属されると悲惨でした。

10年目の給料ですら、各種手当を含んで毎月30万円(年間360万円)+年間賞与100万円といったイメージです。

サラリーマンの平均年収並ではありますが、専業主婦と子供を抱えている身としては贅沢できないレベルとなります。

そして、残業も手当もない日勤に配属されたときにはじめたのが、今回の本題である副業です。

筆者のように、工場の収入だけでは生活が苦しい!という方は、是非とも参考にしてください。

勤め先がホワイト企業すぎて悩んでいる人はチャンスです。

ホワイトすぎて退職する若者たちへ|もとき
最近ネットニュースやテレビで知ったのですが、最近の若い子はホワイトすぎて会社を辞めてしまうそうです。 妻に「あなたみたいね」と言われて苦笑いしてしまいました。 一昔前は「24時間働けますか?」というフレーズが当たり前の世の中で、その後は「ブ...

定期昇給ではライフスタイルに合わせて収入を増やせない

工場勤務の場合、従業員の能力に応じて給料が上がる訳ではありません。

「能力主義」なんて言葉を人事や管理職はちらつかせますが、目の前にいる上司を給料で超えることはまずあり得ません。

ちょっと周りの人より仕事ができたとしても、「すごいね」という雰囲気になるだけで給料は変わらないのです。

会社によっては昇給ポイントに差を受けたりすることで、同期よりも職位が1~2個変わることがありますが、給料で比べるとわずかな誤差でしかありません。

筆者が勤めていた日系大手の工場の場合、毎年1,000円~3,000円程度の定期昇給額ですので、家族持ちの場合は奥さんが働きに出ないと家計は火の車となります。

工場勤務の方は、なぜか奥さんが看護師や薬剤師など、旦那より高収入の職に就いていることが多いのは工場あるあるです。

もと
もと

それゆえに給料の低さに鈍感な人が多い。

三交替と残業で稼ぐのが工場スタイル

筆者もそうでしたが、目先の給料を稼ぐために大変な三交替にも自ら手を挙げて働いてましたし、いわゆる生活残業もしていました。

もと
もと

定時後に頑張るスタイルですね。

会社側も、下手に給料を一律で上げるよりも、一部の人間が生活残業といえども時間を切り売りしてくれた方がコストが安いという認識です。

一律にベースアップするくらいなら、特定の従業員にだけ支給すれば済んでしまう扶養手当や転勤手当といった手当に逃げるのが日系大手のやり口です。

そのため、生産性がなかろうが安い人件費で残業をザクザクすればお互いにWin-Winという日本らしい不条理なカルチャーが蔓延してしまうのです。

筆者自身も一人目の子供が産まれたばかりの頃は、上司に仕事を作ってもらって残業を積極的にやっていたのはここだけの話。(月20時間しないと生活が厳しい)

いつまでも手当を頼りにするは危険

労働組合の執行委員に在籍していたときに、組合員からの悲痛な叫びを何度も聞きました。

ボーナスが削減されて住宅ローンが払えない

残業がなくなって車のローンが払えない

転勤で車が必要になったが車を買う費用がない

会社の制度が変わるときや、売上が赤字に転じたときはこのような悩みが組合には押し寄せます。

個人的には、「ボーナス払いするな」「残業代を生活のあてにするな」という内心は冷ややかな考え方でした。

しかしながら、欲しいものは残業で稼ぎ、融資は借りれる上限目いっぱいにしてしまうのが工場あるあるです。

役職や年齢が上がればコスト削減のために三交替を下ろされ、奥さんが働きに出るのも工場の風物詩です。

急な収入源に備えるためにも、副業という選択肢はこれからの時代は持っておいた方が良いでしょう。

工場勤務者ができる副業とは?

一番手っ取り早いのが、アルバイトのような働き方です。

しかし、副業が禁止されている工場がほとんどですので、給料が手渡しの会社であったり、社員に見つからない工夫が必要です。

もと
もと

筆者も建築関係でバイトしていましたが、ひやひやしながら働いていました。

筆者のように、パソコン一つあれば働けるWebライターや、Webデザイナー、プログラマーといったスキルを身につければ在宅で完結できます。

筆者が副業をはじめた頃は、職場で物販(せどり)が流行っていましたので、パソコンに自信のない方にはおすすめです。

もと
もと

副業に関する記事は過去記事をご覧ください。

【製造業歴10年】工場勤務者におすすめな副業・注意点を解説します
今回は筆者自身も勤めている工場勤務の方におすすめしたい副業をご紹介します。 会社では頑張っても頑張っても給料には反映しづらい給料制度や、そもそも言われたことを確実に遂行することが作業員のミッションなためどうしても査定は常に標準になりがちです...
【複業のすすめ】サラリーマン+副業が令和のスタンダード
大企業の早期退職や新型のウイルスが猛威を振るっている昨今ですが、より一層仕事に対するリスク分散が必要不可欠だと感じます。 筆者は「もしものとき」のために2年前からランサーズを中心とした副業を休まず毎日継続しています。 もと この記事を書いた...

いずれにしても、自分の性格やライフスタイルに合った副業を選ばないと続きません。

大半の方は「やっぱ残業で稼ぐよ」というのが現実ですので、周りより頭一つ抜けたい方は副業という選択肢を増やしてみませんか?

まとめ

結論、工場勤務者は会社にしがみつつも、自分の力で稼ぐスキルも身につけておきましょう。

しかし、これを職場で10人に話しても1人も行動に移しません。

20人、30人に話しても副業をはじめる人はいないかもしれません。

筆者のように会社にしがみつくだけではリスクと感じる方は、まずは自分に合った副業を考えてみることからはじめてみませんか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました