家族との定番の海釣りといえば、キス釣りではないかと勝手に思っています。
本格的な釣り道具も不要で、砂浜でのんびり過ごしながら狙えるのがキス釣りの魅力。
今回は、普段ルアーフィッシングをメインに楽しんでいる筆者のキスの釣り方を紹介します。
・砂遊びしながら
・お酒でも飲みながら
・散歩ついでに
これくらい気楽な感じでOKです。
趣味探しに悩んでいる方、釣りをはじめたい方は必見です!
キスってどんな魚?
今回のメインターゲットとなるシロギスは、場所を選べば一年中狙えるポピュラーな魚です。
岸から釣りやすいのは初夏~秋ですので、ちょうどレジャーシーズンと重なりますね。
主にちょい投げで釣れるサイズは15~20cmくらいで、天ぷらや塩焼きで食べたら病みつきになること間違いなしです。
20cm以上のシロギスともなると、アタリも明確で小気味いい引きを味わえます。
キスの釣り方
基本的なキスの釣り方は、投げて待つという動作の繰り返しです。
そんなの知ってるよ!というツッコミが聞こえそう。笑
投げて待っている間は砂遊びや談笑するのも楽しいのですが、ここで筆者なりの、他者と差をつけるワンポイントアドバイスをしたいと思います。
ちょい投げというだけあって、投げる飛距離はあまり重視していません。
・波打ち際
・地形変化
・ズル引き
といったキーワードを押さえておきましょう。
子供だとそこまで遠投できませんが、岸から10~20m付近の波打ち際は意外と魚がいつきやすいポイントです。
海水浴で泳いでいて、砂底に魚が泳いでいるのを見たことありませんか?
キスだけでなく、メゴチやハゼは割と岸際にもいますので、岸まで丁寧に誘いましょう。
「誘う?どういうこと?」と思ったそこのあなた、ズル引きという誘い方は覚えておいてください。
投げたあと、竿を立てながらズルズルと仕掛けを引きずっていきます。
イメージは時計の10時から12時くらいの位置がポイント。
たるんだラインはリールで巻き取り、同じ動作を繰り返します。
たまに砂底にくぼみや根が入っていると、竿先を通じて「引っ掛かり」を感じます。
そういった地形変化に魚はいつきますので、全集中してアタリがないか待ちます。
アタリがなければ引き続きズルズルと引いていきます。
この誘いを入れるだけで、周りの釣り人と大きく差をつけることができます。
初心者向けのキス釣りタックル
ファミリーフィッシングで本格的なタックルは、釣りにハマったら後々揃えていきましょう。
筆者の場合、バス釣り用のリールとエギング用(イカ釣り)のロッドでちょい投げタックルをセッティングしています。
参考までにリールは2000~3000番、ロッドは7~9フィートくらいです。
もちろん、投げ釣り入門セットでも問題ありません。(むしろ理想的です)
ラインに関しては、入門セットであればそのままでOKです。
手持ちのリールであれば、ナイロンラインの2号、釣りに慣れている方はPEラインの0.6~0.8号がちょい投げにおすすめです。
ちょい投げなのでラインは100mあれば十分です。
参考までに、以下におすすめのタックルを紹介します。
まずは初心者向けの投げ釣りセットです。
迷ったらセット売りのタックルを購入しましょう。
予備として仕掛けも多めに用意しておきましょう。
私は長さと硬さがちょうどいいエギングのロッドを好んで使用しています。
色々な釣りに使えるのでおすすめ。
リールはダイワかシマノのエントリーモデルで十分すぎます。
安くて高性能です。
ラインはナイロンでも良いのですが、最近はPEラインも安くなりましたし感度も強度も抜群なのでおすすめです。
そして肝心なエサですが、ジャリメかアオイソメを使いましょう。
個人的には、アオイソメよりも小ぶりなジャリメをよく使用します。
キスのような小さな口には、食いつきやすいジャリメがピッタリなのです。
大きさはちぎって調整できるので、魚の反応を見ながら調整してください。
もちろん釣れたら食べる!
なぜキスを釣るのか?それはもちろん美味しいからです!
天ぷら、フライ、刺身などなど、クセのない白身は虜になること間違いなしです。
ここは説明するより釣って食べて見てください。
他にも、ハゼ、メゴチ、マゴチ、イシモチなどキス狙いで釣れる外道も美味ですので、家族で食べ比べしてみましょう。
まとめ
釣り初心者でも簡単に釣れるキス釣りは、家族や子連れでのレジャーにおすすめです。
一度釣り道具を用意してしまえば、エサ代と交通費だけで一日中楽しめます。
・浜辺でのんびり過ごしながら
・お酒を飲みながら
・子供と砂遊びしながら
こんな感じでゆるりとキス釣りを楽しみましょう!