みなさんは「パンコイ」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
どこにでもある小川などで、パンをエサにしてコイを釣ります。
筆者は、中学生の頃に友人とパンコイを楽しんだ記憶を今でも鮮明に覚えています。
その思い出を自分の子供にも体験してもらいたいと思い、青春時代を過ごした地元の小川に連れていきました。
「面白い!」「楽しい!」と、子供の目をキラキラさせてくれたパンコイを一人でも多くの方に知ってもらえたらと思います。
パンとちょい投げタックルさえあれば楽しめますので、是非とも子連れでチャレンジしてみてください!
仕掛けはシンプル!パンでコイを釣るだけ
パンコイに小難しいテクニックは必要ありません。
必要なのは、
・食パン
・ロッド
・リール
・針
これだけです。
パンも一番安い食パンでOKです。
もちろん期限切れでもOK。
川を覗くと、フラフラとコイが泳いでいるシーンをよく見かけます。
コイを見かけたら、川上にパンをキャストして流れに身をまかせます。
池のコイにエサをあげたことがある方はイメージしやすいと思います。
浮いているモノに反応しやすい、コイの習性を利用したシンプルな釣りなのです。
コイの反応を見ながら釣りますので、初心者の方でも簡単に巨大なコイを釣ることができるのです。
パンコイの仕掛けもシンプル
パンコイの仕掛けも特に決まりはありません。
筆者はバス釣り用のタックルか、エギングタックルでパンコイをやります。
参考までに、筆者の主なタックルの仕様を紹介します。
【パンコイタックル】
・6~8フィートのML~Mアクションのロッド
・2500~3000番のスピニングリール
・PEライン0.8~1号+フロロカーボン6~10ポンド
エギングや港湾のシーバスゲームに使うようなライトタックルでパンコイをやると、コイのパワフルな引きを楽しめます。
50~60cmのコイでも負けずにファイト可能です。
早合わせは厳禁!パンコイのコツとは?
パンコイのコツは、早合わせしないことです。
吸ったり吐いたりするコイの習性がありますので、完全にパンを吸い込んだときに思いっきり合わせましょう。
ついつい、ビックリ合わせですっぽ抜けてしまうことがあります。
また、コイの口は硬いので、鋭く食い込ませるように合わせましょう。
まとめ
パンコイは、初心者でも強い引きを味わえる魅力があります。
コイはどこにでもいますので、近所の川を覗いてみてください。
極論、コイさえいればパンコイができます。
子連れで楽しむ場合は、流れが緩やかで、足場の良い川を選びましょう。