どうも元プロ社内ニートのもとです。
今回は、日系製造業(非鉄金属)勤めで経験した「社内ニート」をお題に語りたいと思います。
参考までに、現在は外資系製造業(機械メーカー)、その前はスタートアップの製造業(EVメーカー)に勤めていました。
特に日系の大企業勤めで陥りやすい社内ニートですが、令和の時代は「ある意味勝ち組?」と思うような点を多く感じました。
もちろん、人それぞれ考え方はありますので、
・社内ニートになってしまった
・窓際部署に異動になってしまった
・キャリアアップが望めなくなった
といった悩みを抱えている方のアドバイスに少しでもなれば幸いです。
もちろん好きで社内ニートになった訳ではありません。笑
社内ニートへ陥るパターンはシンプルに2つ
特に社内ニートの定義はないかと思いますが、自身の経験や周りを見ていて感じた、社内ニートへ陥るパターンは以下の2つに絞られると考えます。
上司に嫌われる
予期せぬ人事異動や転勤を断ったり、日頃から上司に意見をするとほぼ確実に嫌われます。
仮に嫌われなくても、扱いづらい人間というレッテルは貼られるでしょう。
そして、その噂は瞬く間に会社内に広がります。
そうなると、社員をクビにできない以上、スキルに合わない職務内容や人事異動で追い込みを掛けます。
自主的に辞めてもらう流れにもっていきたいのでしょう。
やたらと職場を転々としている人は、まさに居場所がないジョーカーみたいな人材ですが、意外とそういう方が長く勤めたりする現状もあります。
ちなみに、外資系企業やベンチャー企業の場合は、社内ニートどころか居場所がなくなるのが関の山です。
業績悪化
会社の業績が悪化した場合、リストラや早期退職を募る前に、忙しい部署や窓際部署への異動があります。
もちろん、そのときに選ばれる人材は「使えない」「使いづらい」と言われる方々です。
ぬくぬく過ごしている方は忙しい部署へ、バイタリティー高めの方は暇な部署へ異動するという、いやらしい人選をするのもポイントです。
筆者は希望した部署とは真逆の人事異動で社内ニートになりました。
日本で働く以上、クビにはならないものの、辞めろと言わんばかりの配属ガチャを覚悟しましょう。
社内ニートになったときの選択肢は3つ
もし、社内ニートになってしまったら、以下の3つの選択肢を検討してみましょう。
グチグチと文句を言いながら職場に残るのは、自分にとっても会社にとってもマイナスです。
8割くらいの人は文句を言いつつ会社に残ってます。
例え社内ニートになったとしても「終わった・・・」と悲観せずに、以下の行動を意識してみてください。
何事も前向きに!!!
異動願いを出す
率直に自身のスキルに合っていない職務だと感じたら、不満を口にする前に明確な理由を示して異動願いを出しましょう。
職場の上司では素直にOKとはなりませんが、まずは行動に移すことが大切です。
もし、取り合ってくれない場合は、人事にも相談してみましょう。
希望が叶うか叶わないかは分かりませんが、何もしないで文句を言うのはよくありません。
もし、異動願いが通れば結果オーライです。
筆者の場合、希望先の上司はOKしてくれましたが、所属上長がGOサインを出してくれませんでした。
そりゃ好き勝手にさせたくないですよね。
副業(複業)
「会社のために頑張ろう!」と意気込んで異動願いを出しても、受け入れてくれるとは限りません。
そんなときは、自分で稼ぐスキルを身につけるために副業(複業)をおすすめします。
自分で稼げるようになると、「いつクビになってもいい」という自信がつきます。
社内ニートで暇を持て余しているのはもったいないので、プライベート時間を活用して収入源を増やすチャレンジをしてみてください。
もし、仕事中も暇でしょうがない場合は、パソコンでofficeツールを学ぶのもおすすめです。
筆者の後輩は、業務改善を名目にVBAやプログラミングの勉強をしていました。
市場価値を上げつつ収入源を増やせれば無敵の社内ニートです。
転職
社内ニート後半戦には転職も検討しましょう。
さすがに社内ニートのまま10年、20年と過ごすのは、何のために会社に行っているのか分からなくなります。
しかし、絶対に転職しなければならない訳ではなく、いつでも転職できる準備をしておけばOKです。
その際、転職活動を成功させるためにも、市場価値は上げておくことが絶対条件です。
市場価値を上げるためにも、社内ニートでありつつも業務改善など職務経歴書に書けそうな実績は残したいものです。
難しく考えず、
・手書きの記録表をエクセルで簡略化した
・不安全な業務を改善した
・コスト削減に貢献した
など、社内ニートでもできる業務改善はどこの会社でもあるはずです。
転職エージェントをうまく活用しましょう。
【おすすめ】セルフブラック化して図太く残ってみる
過去の私のように、一人で自由気ままに社内ニートを謳歌できる環境であれば、副業(複業)にフルコミットするのをおすすめします。
セルフブラック化と表現しているのは、休みの日も関係なくWebライターとして活動しているからです。
ちなみに現在の時刻は23:01です。
自分で好きでやっている仕事であれば、自由きままで意外と苦になりません。
自分で1円を稼ぐ大変さは、意外とサラリーマンは知りません。
社内ニートで、不満を抱えながらグーたら過ごすのは非常に時間がもったいないです。
うまく会社を活用して、副業(副業)と転職活動で不景気を上手に乗り切りましょう!
まとめ
会社の経営者が見たら怒られそうな内容ですが、社内ニートを悲観せずに乗り切る方法を紹介しました。
終身雇用が崩壊した時代ですので、図太く生きるのもありじゃないでしょうか。
「いつでも辞められるぜ!」というところまでレベルアップして、社内ニート卒業を目指してください。
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