副業で収入源の分散化をしておけば、予期せぬ会社の倒産やリストラでもなんとか食いつなぐことができます。
ただし副業のメリットはなにも副収入だけではありません。
今回の記事では、本業にも役立つ副業の収入面以外のメリットについてフォーカスしていきたいと思います。
副業はただ単純にお金を稼ぐだけでなく、お金で買うことのできないスキルや人脈を広げていくこともできます。
スキルと人脈を広げることで、本業にそのまま活かすことができたり、仕事で困ったときの相談まですることができるのです。
実際に筆者の職場での悩みをクライアントに相談し、プログラミングを駆使して業務改善のお手伝いをしてもらったこともあります。
このように取引しているクライアントとお絆を深めれば、日常で困っていることも相談しやすくなります。
社外の知識豊富なクライアントってのがキモですね。
では具体的なメリットを一つずつ解説していきたいと思います!
【会社もメリットあり】副業でスキルと人脈を武器に「市場価値」を上げる
筆者はランサーズや直接取引を通じてライティングの仕事を受注していますが、ただお金を稼ぐだけが副業ではないなと2年以上続けて感じました。
副収入の他にも専門的な知識やスキルに加え、クライアントとの繋がりも副業を通じて得ることができました。
副業で得たスキルと人脈は本業に活かすこともできますので、具体的な例を交えながら詳しく解説していきたいと思います。
<スキル>
筆者のような副業ライターの場合、
「ライティングスキル」
「タイピングスキル」
「Webマーケティング」
「リサーチ力」
「交渉力」
といったライター業をする上での専門スキルが身についてきます。
Webライティングの知識を身につければ単価アップする際の交渉材料になるだけでなく、本業での資料作成やマーケティング感覚を養うこともできます。
筆者は上司が1日掛かっていた文章作成を半日で終わらすことができました。
さらに毎月の売上の管理など個人事業主として必要なスキルも身につきますので、経営者視点で物事を捉えることができるようになります。
会社側としてもメリットは大きく、本業では得られない知識や経験を社員に身につけてもらうことでスキルアップにつなげることができます。
実際に筆者は副業に打ち込んだことで本業に好影響をもたらすことができました。
会社側は副業をすることで「情報漏洩」「帰属意識の低下」を気にしていますが、副業でなくてもネックな部分ではありますので個々人の意識の持ちようかと思います。
労組の執行委員時代に交渉しましたが上記の理由で却下されました・・・
続いては副業を通じて得られる人脈について解説します。
<人脈>
本業では「○○株式会社のもと」というように会社の肩書きで仕事をすることになりますが、副業では「ライターもと」として仕事をすることになりますので、様々な人と直接関わることができます。
人付き合いが嫌いでなければこれが副業の醍醐味といっても過言ではありません。
今の時代は会社内だけでなく、他の企業とコラボしながら新規事業を展開していくオープンイノベーションの時代であることから、副業を通じて得たネットワークを本業に役立てることもできます。
実際に筆者の会社でもプログラマーのクライアントさんに手助けしてもらい、業務効率アップのためのシステムを取り入れたりもしました。
クライアントと良好な関係を築くためにも、受注した仕事は一つ一つ丁寧にこなしていきましょう。
外部の風を取り入れることでクリエイティブな仕事ができるのです。
最後に、副業をより充実させるためのTwitter活用法をご紹介します。
■Twitterを併用して成功者の知識や行動を参考にする【悪質なフォロワーに注意】
「副業がうまく軌道に乗らない」
「なかなか安定収入を得られない」
といった悩みのある方はTwitterに登録している「その道のプロ」の知識や経験に目を向けましょう。
サラリーマンをしながら副業をしている方、フリーランスとして悠々自適な生活を送っている方など様々なライフスタイルのユーザーが登録しています。
近道までとは言いませんが、成功している人を真似するだけでも方向性がブレることなく突き進むことができます。
筆者はランサーズで稼いでいる方々を参考にしていました。
ただし注意してもらいたいのが、残念ながらTwitter上には怪しい人々が数多く存在します。
まずは下記のフレーズに注意しましょう。
「誰でも簡単にできる仕事」
「無料セミナー」
「無料モニターを募集」
「稼げる方法教えます」
このようなDMが送信されてきたらとりあえず無視しておきましょう。
決して深追いはしてこないので、相手にしないことが一番効果的だと感じました。
無料ほど怖いものはありません。あと高額セミナーにも注意!
まとめ
終身雇用、定期昇給に期待できない現代では、会社に依存した働き方ではリスクを伴います。
副業は予期せぬ会社の倒産やリストラに備えることができるだけでなく、会社だけでは得ることができない経験やスキルを身につけることができます。
副業はただ単にお金を稼ぐためだけのツールではなく、自己研鑽の意味からすると会社にとってもメリットがあります。
副業と本業をうまく紐づけて取り組むと市場価値の高い存在を目指すことができますので、自分に合った副業を見つけ出しましょう。
サラリーマンにはWebライターが個人的にはおすすめです!