今回の記事では、実際に筆者が副業ライターとして2年間活動してきて感じた、これからのサラリーマン像というのを語っていきたいと思います。
「今の会社に人生を捧げられるか」
「人生100年時代をどう生き抜くか」
「やりがいのない仕事にどのように向き合うか」
やや重たいテーマではありますが、「今」の自分に自信を持てない方、将来が不安な方への手助けになれば幸いです。
ちなみに筆者は地元の高校を卒業したごくごく普通な社会人ですので、スーパーエリート社会人ではありません。
是非とも「自分には無理だ」と思わずに読み進めていただければと思います。
では早速ですが、本題に参りましょう。
【副業ライターが考える】令和のサラリーマンは副業で人生のリスク分散が必要不可欠
令和のサラリーマンは、
「終身雇用制度の崩壊」
「早期退職(リストラ)」
「定期昇給の限界」
などなど、企業が存続するためには「サラリーマンの特権」と言われていたものを手放さなければならない時期に差し掛かってきています。
これらサラリーマンとしてのリスクを分散させるには、「副業」が最適だと考えます。
転職を繰り返したり、起業することもありだとは思いますが、ごくごく普通のサラリーマンであればまずは副業にコミットすることをおすすめします。
副業に失敗してもかすりキズ程度で済みます!
筆者は文章作成に対しての苦手意識がなかったので、すんなりとライターとして活動することができましたが、絵が得意であればデザイナーという道もありですし、プログラミングができるならなおさら副業をやらない手はありません。
ITスキルに活かせそうな能力は、是非ともクラウドソーシングをフル活用して副収入とスキルアップに努めましょう!
簡単なアンケート形式の仕事もあるのでスキルがなくても大丈夫です!
副収入だけじゃない!ライティングスキルの向上が転職にも有利な理由は3つ
当初は副収入を得るためにライティングを始めましたが、今ではさらに知見が広まってブログ作成やアフェリエイトの勉強も始めました。
ライターとして活動し始めると、ライティングの枠では収まりきらないくらいの出会いや経験を得ることができます。
これらは収入を得るだけでなく、スキルの向上や転職でのアピールポイントにも成りえますので、実際に筆者が感じた経験則をもとに「転職で有利な理由」を3つほどご紹介したいと思います。
①パソコンの基本操作(エクセル、ワード)ができる
パソコンの基本操作はもはや転職活動を進める上で、欠かすことのできないマストなスキルとなっています。
とはいえ、最近の10~20代はパソコン離れが進んでいるという話も聞きますので、エクセルやワードをそつなく使いこなせる人材は重宝されます。
ライティングで得られるスキルとして、素早く文章作成することができるタイピングスキルが第一に思い浮かびますが、グーグルアナリティクスやサーチコンソールといった解析ツールを使えるとマーケティング業界でメリットがあります。
②ロジカルに物事を考えられる
文章作成をする上では、ロジカル(論理的)に文章を構成していく必要があります。
読み手が
「どんな情報を知りたいのか」
「どんな検索意図があるのか」
「読み終わった後にどんな効果を得たいのか」
といったように、ものごとの道筋を見出し作成の段階から考えていきますので、ライティング以外にも十分活かせる能力だと言えます。
③世の中の流れに敏感になる
ライターは常に最新の情報やニーズを追い求めますので、社会人に必要不可欠な「世の中の流れ」を嫌でもキャッチする必要がでてきます。
得意とするジャンルにもよりますが、
「最新のニュース」
「流行っているもの・こと」
「ITの知識」
などなど、ライターとしてだけでなく、Webマーケティング全般に活かせる知識を身につけることができます。
次に、副業を通して生まれた相乗効果についてご紹介します。
【小ネタ】副業を通してヘッドハンティングされる可能性もあり!?
1年、2年とクラウドソーシングを利用していると、
「専属のライターになりませんか?」
といったようなお誘いを受けることがしばしばあります。
筆者が利用しているランサーズでは、プロフィール欄に職務経歴を記載したり、自分の作品(ポートフォリオ)を掲載できる機能があります。
いわばプロフィールが履歴書のようなものですので、クライアント側が「働いて欲しいな」と思えばそれがスカウトになり得ます。
もし、
「転職したい」
「Web業界に興味がある」
という方は、副業を通してスキルを磨きながら、転職という可能性も同時に切り開くことが可能なのです。
まとめ
今回は副業に絡めながら「転職」というキーワードにスポットを当ててみました。
皆さんが生命保険や自動車保険に入るように、日々の仕事もリスクヘッジ(リスクの回避)をしておいた方が良いということです。
なぜか日本人は「今の会社は大丈夫」と楽観的に考えてしまいがちですが、明日は我が身という気持ちでリスクの分散をして、もしものときに備えておきましょう。