筆者の子供たちにどこに釣りに行きたいか聞くと、必ず放流後の芦ノ湖へ行きたいと言われます。
「放流後」と付け加えるあたりが流石です。
芦ノ湖は定期的にバスの放流を行っていますので、放流バスが入れば入れ食いも可能です。
しかも、芦ノ湖で放流するバスは、通称「豚バス」とも言われるパンパンに太った30cm~40cm弱の個体が主流です。
しかし、放流が入ったとしても、釣れない人は釣れないという厳しい現状もあります。
そこで今回は、筆者の大好きな芦ノ湖の放流バスの釣り方を紹介します。
初心者や子供でも釣れるマル秘テクニックも紹介しますので、子連れアングラー直伝の釣り方を参考にしてください!
芦ノ湖の放流バスはポイント選びが重要
放流バスの釣り方は、ポイント選びが重要な鍵になります。
例え放流直後であっても、放流バスが溜まっていない場所で釣っていては結果につながりません。
レンタルボートを利用する方は、ボート屋さんの情報が間違いないので、手取り足取りアドバイスを聞いておきましょう。
・どこで放流があったか
・どんなルアーに反応するのか
・放流バスの誘い方
など、レンタルボート屋でしか聞けないような、ホットな情報を教えてくれます。
初心者にはすずきボートさんをおすすめします。
さらに、TwitterやアングラーズといったSNSを利用して、釣り人の釣果情報も見逃せません。
芦ノ湖で放流バスを釣る場合は、「箱根湾」と「元箱根湾」が足場も良く、トイレもあるため家族連れにおすすめです。
セブンイレブンも近くにあります!
芦ノ湖の放流バスの釣り方
放流バスのいる場所が分かれば、あとは釣るだけです。
芦ノ湖の放流バスの釣り方はシンプルで、フォールやリアクションの釣りが鉄板となります。
養殖所でエサで育った関係もあり、落ちてくるものに対しての反応がすこぶる良いです。
また、放流直後のバスはストラクチャーにぴったりついていることが多いため、岩陰や桟橋といったポイントは見逃せません。
おかっぱりの場合は、ゴロタ場のボトムがギリギリ見えなくなるあたりのブレイクラインが放流バスの居つきやすいポイントです。
スピナーベイトをストラクチャーに当てながら平打ちさせる釣り方や、ポークのジグヘッドをスイミングさせる釣り方が効果的です。
芦ノ湖の放流バスにおすすめのルアー5選
ここからは、芦ノ湖で実績のあるルアーを紹介します。
放流バスだからと、どんなルアーで釣れるわけでもないのが芦ノ湖放流バスの難しいところです。
芦ノ湖で放流バスを釣ったことがない方は、以下のおすすめルアーを参考にしてください。
①ベントミノー/O.S.P
ベントミノー特有の平打ちが、放流バスにも絶大な効果を発揮します。
表層をトゥイッチングでしながら、時折ポーズを入れて食わせのタイミングを作ってあげましょう。
芦ノ湖ならではの、嬉しい外道も釣れる可能性があります。
②ハイピッチャー/O.S.P
放流バスはウィードの中にも潜んでいるため、スピナーベイトも効果的です。
ウィードに引っ掛けては外すという動作を繰り返すことで、リアクションバイトを誘います。
小ぶりなフォルムのハイピッチャー3/8ozが、芦ノ湖の放流バスにおすすめです。
③釣り吉ホルモン/豚角(小)
芦ノ湖の定番ルアーともいえるのが、釣り吉ホルモンの豚角シリーズです。
芦ノ湖のおかっぱり大会で初めて出会い、長男が終了時刻ギリギリに釣った思い入れのあるルアーです。
以下の記事で伊藤巧プロと息子がコラボしています。
ポークの釣り方はシンプルで、ジグヘッドリグのミドストで広範囲に探るのが、釣果を伸ばすコツになります。
豚角は身切れが皆無といっていいくらい丈夫ですので、一日中キャストし続けられます。
④釣り吉ホルモン/豚角
豚角の使い方は、ジグヘッドリグやテキサスリグがおすすめです。
スピナーベイト同様に、ウィードエリアで引っ掛けては外すという動作が、放流バスに効果的です。
⑤GENKI/ポークイモムシ
ワームの使用が禁止されているフィールドでは、GENKIのポークイモムシは定番中の定番です。
カラーラインナップが豊富ですので、状況に合わせた使い方ができます。
芦ノ湖の放流バスには、視認性の高いプレーンがおすすめです。
食いが渋いときは、ダウンショットのスローな釣り方で誘ってみましょう。
放流バスを確実に釣るならエサ釣りが最強
「ルアーでどうしても釣れない」「初心者に釣らせたい」といった悩みがある方は、エサ釣りで試してみてください。
芦ノ湖のエサ釣りは、意外と奥が深く面白いものです。
筆者の子供たちは、ボート屋に売っている紅サシでウグイやハゼを釣ってから泳がせ釣りをしています。
ワカサギ釣りシーズンになると、ワカサギの外道としてウグイやハヤが釣れますので、キープしてムーチングのエサに使用します。
ブクブク(エアーポンプ)で生かしておき、レンタルボート屋の桟橋で釣れば一撃で放流バスが食ってきます。
筆者の長男が56cmのバスを仕留めたのも、20cmクラスのウグイの泳がせ釣りでした。
サムネの写真が56cmです。放流ではなく完全ネイティブですね。
ルアーでまったく反応しないのに、エサだと躊躇なくバイトするので、子供や初心者の方におすすめの釣り方です。
まとめ
芦ノ湖での放流バスの釣り方が分かると、楽しさも一層深まります。
澄んだ空気、綺麗な水質といった、最高のロケーションが芦ノ湖の魅力です。
普段バス釣りをしない方でも、足場の良さやアクセスのしやすさから、おすすめのフィールドといえます。
本記事で放流バスの釣り方を習得して、芦ノ湖でバス釣りを楽しみましょう!
芦ノ湖の記事も参考にしてください。
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