「文字単価を上げたい」
「なかなか〇万円の壁が越えられない」
「クラウドソーシングの手数料が高く感じる」
といった副業初心者~中級者向けに時間単価を上げる方法をご紹介したいと思います。
筆者は2年間以上副業ライターとして活動していますが、安定した収入を得るには「クラウドソーシング」と「直接取引」の使い分け方がとても重要だと感じました。
クラウドソーシングオンリーですと文字単価がアップするたびに手数料も高くなっていきます。
直接取引だけに頼るとそもそも仕事を受注するのに苦戦したり、最悪の場合クライアントに逃げられる可能性もあります。
筆者は怪しい商材屋に納品後逃げられました・・・!
またクラウドソーシングでは直接取引を禁止しているルールもありますので、利用している方は規約違反をしないよう十分に注意しましょう。
クラウドソーシングと直接取引を使い分けることができれば、実績の見える化と時間単価を上げることができますので要チェックです。
それでは早速ですが、本題に参りましょう!
【副業ライターの仕事探し】「クラウドソーシング」と「直接取引」のバランス型がおすすめ
なぜ副業ライターはクラウドソーシングと直接取引を併用した方が良いかというと、収益を上げつつリスク分散することができるからです。
筆者はランサーズを利用していますが、クライアント(発注側)とランサー(受注側)の間に仲介業者としてランサーズが入るため、単価が上がれば上がるほど手数料も比例して高くなります。
ライターだけでなく、デザイナーやプログラマーといった仕事もあります↓
ただし、ランサーズが間に入ることで仕事が受注しやすくなったり、報酬の未払いなどトラブルがあったときに対応してくれるメリットがあります。
クライアントから直接仕事を引き受ける直接取引は、手数料もなく報酬がダイレクトに手元に入るため時間単価を上げるにはベストな取引方法と言えます。
しかし、冒頭でも触れたように入金がないまま音信不通になるクライアントがいたりと、トラブル対応を自分で処理をしなければいけないリスクがあります。
下記に仕事探しのメリットとデメリットを記載しましたのでご覧ください。
①クラウドソーシング
<メリット>
・仮払い制度でリスク低減
・トラブル時に対応してくれる
・仕事を探しやすい
<デメリット>
・実績がないと文字単価は安い
・手数料が掛かる
②直接取引
<メリット>
・手数料がない
・実績があれば言い値で単価が決まりやすい
<デメリット>
・信用できるクライアントを探す必要がある
・実績がないと文字単価が安い
参考までに、筆者の場合は7(直接取引):3(ランサーズ)の割合で仕事を受注しています。
信頼できるクライアントに出会えるかが超重要ですので、まずはコツコツとクラウドソーシングで実績を積んでいきましょう。
- 高収入型・・・直接取引オンリー
- 安定型・・・クラウドソーシングオンリー
- バランス型・・・クラウドソーシング+直接取引
続いては、文字単価の高い案件を探す方法です。
稼ぎたい人は必見ですよ!
クラウドソーシングを2年間継続したお話しもチェックしておいてください!
文字単価の高いジャンルを見分ける方法は2つ
ライター案件を受注する場合、「自分のできそうな仕事」を大前提に考えますが、誰にでもライティングできてしまうようなプロジェクトは単価も安く、ライバルも多くなってしまいます。
クラウドソーシングに登録当初は評価を積み重ねるために簡単な仕事からはじめた方が良いのですが、慣れてきたら下記の2つに注目して高単価案件を意識して狙っていきましょう。
①儲かっている業界
個人でも企業相手でも単価の高い案件は総じて儲かっているという条件があります。
常にグーグルの上位に表示されているようなSEOに強いサイト運営をしていたり、株やFXなどの投資系に特化したサイトを運営しているクライアントの単価は高い傾向にあります。
クラウドソーシングでは便利な検索機能がありますので、高単価案件がどのような業界が多いか分析して対応できそうな仕事に提案をしてみましょう。
②専門的もしくはニッチな分野
専門的な分野であったり、汎用性のきかないニッチな分野であれば高単価案件を独り占めできる可能性があります。
特に趣味を活かした記事や仕事を通じて学んだスキルを書くには専門性が必要ですので、クライアントからも大変重宝されます。
筆者は25年以上続けている趣味の釣りや、整備士時代のノウハウを副業ライターとして活かすことに成功しました。
「釣り歴25年」「国家2級整備士」といった肩書は記事を書く上でも説得力が増しますので自分の強みを探してみましょう。
自分の強みについては過去記事を参考にしてください。
続いては、時間単価を上げるテクニックについて解説します。
【工数が大事】必ずしも文字単価が高いから稼げるという訳ではない
実はやみくもに高単価案件を狙えば稼げるということでもありません。
ただ単純に文字単価が高いだけならよいのですが、文字単価に下記のような作業が含まれている可能性があるのでクライアントからの募集要項をよく確認しておきましょう。
・調査が多い
自分の守備範囲の記事であれば調べることも最小限で済むのですが、慣れないジャンルの記事をライティングする場合は調査が必要になってきます。
例え文字単価が2円であっても、ライティング1時間、調査に1時間掛かってしまうようでは時間単価が下がってしまうのです。
文字単価と知識とのバランスが大切ですので、報酬だけに捉われずムリのない範囲で仕事を受注しましょう。
・ワードプレスに入稿
メディアを運営しているクライアントで多いのが、ワードプレスに入稿するまでを前提とした案件です。
使ったことがない方は慣れるまでに時間が掛かってしまいますので、はじめの内は時間単価が下がってしまうことを許容しておきましょう。
反対にワードプレスが使えるようになっておけば、単価アップや自身のブログを運営する時にも重宝しますので覚えて損はないスキルです。
当ブログもワードプレスの知識を広げたくてはじめました。
・記事骨子の有無
クライアント次第ですが、記事骨子があらかじめ用意されている場合と記事骨子から考える必要がある案件があります。
記事骨子があれば見出しの通りスムーズにライティング作業に取り掛かれますが、見出しから考える必要があるとその分時間が掛かります。
クライアントの要望、読み手に訴求した記事作成がキモとなりますので、分からないことや調査が必要な内容はインターネットでよく調べてからライティングしましょう。
次に、高単価案件を獲得するための直接取引してくれるクライアントを探す方法をご紹介したいと思います。
直接取引してくれるクライアントを探す方法
クラウドソーシングに慣れてきたら直接取引可能なクライアントと取引をして時間単価アップを目指しましょう。
以下に3つの方法をご紹介していますので、参考にしていただければと思います。
・クラウドソーシング
クラウドソーシングで取引しているクライアントと直接取引の交渉をするのではなく、信頼できるクライアントから紹介してもらうという方法です。
筆者はランサーズで取引しているクライアントから、ランサーズに登録していないお友達を紹介してもらいました。
ブログ仲間の間で私のことを話題にしてくれていたみたいです。
地道にコツコツと信頼と実績を積み上げていけば、予期せぬタイミングで紹介という形で出会いがあることを頭の片隅に入れておきましょう。
・ブログ
すでにブログを運営している方であればそのまま記事内で宣伝してしまいましょう。
自身のこれまでの実績とブログの内容自体が宣伝になりますので、TwitterなどSNSと連動させておくと更に宣伝効果がアップします。
・SNS
Twitter、Facebook、インスタグラムなどSNSを利用している方は使わない手はありません。
「こんな記事を書いています」
「このジャンルなら任せて下さい」
「あなたのブログ記事書きます」
といった宣伝を要所要所で入れ込むことで記事作成のオファーが舞い込んでくるのです。
まとめ
ライター収入を上げるには作業スピードを上げる他に文字単価アップが必要不可欠になってきます。
ただし、文字単価がいくら高くても調査に時間が掛かりすぎては時間単価は逆に下がってしまいます。
ライターは自分の知識を武器にライティングすることで作業スピードを上げることができますので、自分にあったスタイルでクラウドソーシングと直接取引を使い分けましょう。